車両接近通報装置の体験会に行ってきた

Posted by sibatomo | Uncategorized | 月曜日 25 10月 2010 10:17 AM

電気自動車やハイブリッドカーといった、とても静かに走行する車に歩行者が気づきにくく、特に音だけで生活している盲者にとっては命取りになるので、国土交通省が車両の接近を知らせる音を発生する装置の設置を義務づけるガイドラインがあります。

その音がどんなものかを体験する催しが、近畿陸運局主催であったので、参加してきました。

用意された車両は、比較用のガソリン車アコードと、iMiEV, プリウス, LEAFの3車種。
これらの車両が、音ありと音なしの状態で、「10km/h定速走行」、「停止発進」、「T字路での左折」、「アイドリング停車しているガソリン車の脇を通り抜ける」といったシチュエーションでの音の聞き比べを行いました。

国交省のガイドラインでは、20km/h以下での走行時に、車の走行を想起させるような音色の音を出すこととなっており、音色は各社統一されてはおらず、それぞれが開発しています。

聞き比べた感想としては、プリウスはかなり人工的な音で、この音が電気自動車の接近音であるということを知っていれば認識可能であるものの、何の音か知らないとわからないだろうなという独特の音色。
iMiEVはなんとなく飛行機が飛んでいるような、ゴムの路面を走っているような、ブーンという音。特に前提知識が無くても気づけそうだが、騒音性という意味ではちょっと不快かもしれない。
LEAFの音は、高音成分が多く、インバータの高周波音をそのまま大きくしたような音。すでにモーターのみで走行するプリウスの音には慣れているので、これが一番わかりやすかった。高周波成分が多いので最も遠くから識別できたのもこの音。
実際に参加した盲者の方々も、これが一番わかりやすいようだった。

一方無音時の静音性は各社とても優れていて、確かにこのような走行音を出さないと気づかないレベル。
最近のガソリン車も静かになっているが、20km/h以下の低速走行時では比べものにならない。

せっかく静かに作った電気自動車にわざわざ音をつけるのはナンセンスだと思っていたが、騒音と感じるようなことはおそらくない音の設定で、一時停止も可能な設定になっているし、これはつけた方が良いなと意見が変わった。

一緒に参加したご婦人が、そもそもこんな静かな車を作るのが間違っていると怖い顔をされていたが、それは違うと思う。
アイドリング中に音を出さなければ、他の車の接近にも気づきやすくなるし、単純にうるさいより静かな方が良いだろう。

何事も体験してみないとわからないな。

直接関係ないけど、LEAFの生産ライン動画発見。
http://www.youtube.com/watch?v=xObBPjkf6nw

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